リスクヘッジの正しい考え方を事例付きでお伝えします。
七星です。
以前、サイト制作を、
40万円で外注しました。
もちろん、自社でも作れますが、
外注する事で、会社とスタッフが
成長することがメリットです。
外注した時の、相手とのやり取りで、
リスクヘッジについて考えたのですが、
ちょっとした気づきがありました。
ちょっとくらい、
適当な方が、成功します。
仕事を依頼した相手ですが、
支払いに関して、
基本的に、完全前払いで
仕事を請けているとの事でした。
私としては、サイトが完成する前に
全額払うことは、通常しません。
なので、交渉をして、
半金を先払いすることで、
話がまとまったのですが、
その時、先方が、
「過去に、お金が
もらえなかったことがある」
と、言っていました。
私は、お金がもらえない確率を
2%ぐらい見積もって
ビジネスをしています。
回収率を100%にしようとしたら、
本当に固い相手しか
お客さんにできません。
しっかり払うけど、先払いは嫌って
お客さんも大勢いると思います。
今回の相手が、
もし、全額先払いが条件だったら
私は、断ったと思います。
ビジネスをするにあたって、
リスク50:50は大原則です。
全額を先に払って、
リスクは全てこちら持ちだと、
対等ではないです。
なので、この考えからも、
お金をもらえない可能性を
しっかりと認識して、
ビジネスをした方がいいです。
この考えは全てに当てはまるので、
しっかりと理解しておいてください。
何事も、
失敗、トラブル、事故、ミスを
しっかりと想定するべきで、
想定したからといって、
それを完全に対処する必要はなく、
何か起きた時に、
どうすればいいか、損害はどのくらいか、
そのような考えも必要です。
ミスが許されない医療の仕事や、
国の組織とかだったら、
確率1%のミスを想定して、
1億円の対策費とかを
考えてもいいと思いますが、
利益を求める法人としては、
そこは、違うと思います。
逆にいうと、私の場合は、
ここの駆け引き、見極めがうまいので、
つねに、ぎりぎりのラインで
攻めているのに、
ものごとが、安全に
進んでいるのだと思います。
100%を求めるか、
99%なのか、95%なのか。
もしかしたら、40%の
クオリティーでもいいのでは?
このパーセントの数字が
高いと信用、低いと利益
そういう考えになる場合もあります。