【職人】人はお金で切ることはできません

 

 

お金はお金で切られてしまいますが
人はなかなか切られません。

 

あなたがすごく安い単価で
仕事を請けたとしましょう。

 

この場合、お金だけです。

 

お金っていうのは
すごく真似がしやすいです。

 

私は元クロス職人でしたが、
たとえば、1平米500円の仕事を

 

「うちは1平米480円でやります」
と言ったときに

 

他のライバルも
「うちも1平米480円でやります」
と言った時は泥沼になります。

 

要は、金額を安くする事によって
手に入れた仕事というのは
他がもっと安ければ簡単に切られます。

 

でも、一番最初はしょうがないです。

 

独立してすぐとか、始めたばっかりとか
まだ実力がない若い頃っていうのは、

 

しょうがない部分もあるので
こういう場合は若さとパワーで、
安く請けて大量に仕事をこなせば良いです

 

クロス職人で言ったら、
1日に200平米の仕事をこなすような
化け物みたいな人も居ますが

 

そういう人の全員が、
安かろう悪かろうではないですが
大量に仕事をこなす事で稼いでいます。

 

でも、そんな事が出来るのは
20代とか、30代前半までです。

 

最終的に、


「職人として突き詰めなければ
 いけないのは何ですか?」


と言ったら、お金ではなく、
人で仕事を取っていただきたいです。

 

では、


「人で仕事を取るって何なんですか」


と言ったら、プラスアルファです。

 

何か仕事を請けた場合に
請けた仕事以上の事をする。

 

たとえば、朝現場に行ったら
必ず掃除をするとか。

 

現場監督とか、
仕事をくれる人が喜びます。

 

もちろんエンドユーザーから
仕事をもらう場合もあるでしょう。

 

工務店、設計士、ゼネコン、問屋さんか
仕事をもらう場合もあるでしょう。

 

いろんなケースがありますが、
現場には管理をする人というのが居ます。

 

では、現場を管理をする人の仕事って
何ですかと言ったら
現場を綺麗にすることです。

 

なので、

 

・あなたに仕事を発注する人、
・あなたにお金を払う人
・あなたの仕事を管理する権利がある人

 

こういう人たちの仕事を
変わりにやってあげることで

 

「この職人さんはなんていい人なんだ」

 

とか、

 

「この職人さんは使えるな」

 

という差別化ができます。

 

お金以外のプラスアルファですね。

 

私の場合は、
現場全体を把握していたので

 

電気屋さん、大工さん、
塗装屋さんなどの
段取りを手伝ってあげるとか

 

監督さんに


『この後、たぶん塗装屋さんが
 入ると思いますが、私が居るので
 監督さんは帰っていただいても
 構いませんよ』


とかやってましたね。

 

そうすると、


『あなたが現場に居てくれると、
 留守できるから楽なんだよね』


と言われた事もあります。

 

なので、職人は技術以外に
プラスアルファで仕事を取ってくると
他の職人に仕事をと取られなくなります。

 

いい仕事、良い単価の仕事は
やっぱり良い職人が集まってくるので

 

その中でどうやって勝ち残っていくのか
ここが重要です。

 

安く仕事を取って
効率化するって案もありますが、

 

利益を出している職人とか会社の多くは
人で仕事を取っています。

 

 

 

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【成長力】成長分野に挑戦する

 

インターネットが普及して、
今、時代の流れがすごく早いです。

インターネットのおかげで
個人の情報収集能力は、
10倍とか20倍になっています。

昔は、情報を仕入れるのに
お金が必要でした。

今は、情報を分析するのに
お金が必要な時代です。

現代社会は、誰から学ぶかが
すごく重要になってきていますが、

そこで、成長分野がなんなのか
考えてみてください。

今、ラジオとか新聞が
どんどんダメになってきてて、
テレビも微妙になってきています。

それに変わって、
インターネット上のサービス
どんどん良くなっていますよね。

これと一緒で、
衰退産業をやっていくことは
非常にナンセンスです。

これから先、
絶対伸びると考えられるのは、

大きなくくりで言ったら、
電気自動車とかですよね。

電気自動車は、おそらく、
10年後、20年後には
どんどん浸透していくはずです。

ここ数年で言えば、
スマートフォンが一番の成長産業でした。

私は、成長期に入った産業を
やるべきだと考えています。

今、時代の流れが早くなっていて、
私たち個人レベルで出来る

ビジネスモデルの寿命
だいたい7年だと思います。

なので、今、自分のやっていることが
どれくらいの周期のビジネスなのか
もう一度考えてみてください。

衰退していくだろうと考えるなら、
次の新しいビジネスを始めましょう。

3つ4つのビジネスを、常にやり続ける。

そういうスタンスじゃないと
これから生き残っていけません。

常に、成長産業を見つけていって、
そこに力を注いでいけば
少ない労力で大きな結果が出ます。

ぜひ、覚えておいてください。

 

 

 

 

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【職人】問屋を有効に活用する

 

問屋さんから材料を買うときに、
「俺は客なんだ」という態度
バカみたいに値引きする人がいます。


あなたが、その問屋さんから
月にいくら買ってるんですか?
という事を意識してほしいです。


本当にちょっとした
消耗品とか道具とか、

月3万とか10万円位しか
購入していない場合、

問屋さんの立場から言うと、
月3万~10万円しか買わない人は
特別良いお客さんではないです。


それなのに、平米単位で
1円高いだけでも
凄く怒ったりする人が居ます。


問屋さんに対して、
「俺は客なんだ」って態度で
接するのは、すごくもったいないです。


問屋さんはあくまでも
ビジネスパートナーです。


何か困った事があったら、
知識をくれたり、
仕事を発注してくれたりそういう関係です。


問屋さんの営業マンは
ビジネスパートナーですね。


「俺は客なんだ」って態度は、
本当にお馬鹿さんがやる事です。


人と人との繋がりを円滑にすることで
すごく良いことがあります。


私の場合は、問屋さんの
営業マンに月1万円あげていました。


毎月1日とかになったら
問屋の営業マンが来るじゃないですか、

その時に、いつもありがとうね
1万円あげるんですよ。


通常だったらここまでしか
単価を下げられないってラインを、

ギリギリまで安くしてくれたり、
仕事が無かった時には

優先的に仕事をくれたりとか
困ったときに、なんとかします
と言ってくれたりとか。


そういう関係です。


自分のパートナーと考えましょう。


他にも、お歳暮とかお中元の時に
問屋さんにお菓子を送ります。


1,000円で良いんですよ。


それを3つ贈ります。


問屋の所長さん、営業部、
もう一つは電話のサポートをしてくれる
女の子たちですね。


自分の会社規模が小さい時というのは、
名前を覚えてもらうのが重要です。


そうする事によって、
「あっ、○○さんですね」と
困ったときに助けてくれます。


重要な事として、
まず、こちらから与える


与えても、もしかしたら
拒否する人もいるかもしれませんが、

与えた事によって
大抵は見返りがあります。


でも、最初から
見返りをを期待するのではなく

いつもありがとうございます
という気持ちを持ちましょう。


問屋さんやメーカーさんは
自分の先輩でもあります。


その力をうまく活用するためにも、
感謝の気持ちを持ちましょう。


自分の技術を手に入れて、
会社を大きくしていって、
収益を上げていきましょう。


問屋さんを
どんどん活用してください。

 

 

 

 

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