採用のコツは、2人ペアで雇うこと。

 

 

七星です。

 

職人の世界は

ある意味いたちごっこです。

 

見習いを雇う⇒育てる⇒独立する

この繰り返しです。

 

 

職人は、ほぼ100%独立します。

 

 

独立した職人が、何らかの理由で、

戻ってくる事はありますが、

 

ほぼ、全員の職人が

一度は独立しますね。

 

辞めていく(独立する)ことを

前提に考えておきましょう。

 

 

だからと言って、雇ったスタッフを

適当に教育するわけではないです。

 

 

私がスタッフを雇うときは

必ず2人ペアで雇います。

 

これは、今もそうしています。

 

 

「まだ、独立したばかりで、

 2人いっぺんに雇えません」

 

 
という人が居るかもしれませんが、

2人いっぺんに雇えない状況なら

雇わない方が良いです。

 

ちょっとくらい無理してでも

2人いっぺんに雇いましょう。

 

 

1人ずつ雇うと

やめる確率がグンと上がります。

 

愚痴を言ったり、

協力体制が築けないので、

なかなか難しいです。

 

 

過去の経験上、

2人いっぺんに雇うと

 

辞める可能性が

めちゃくちゃ下がります。

 

 

あと、社宅を与えると良いです。

 

「そんなの無理ですよ~」

 

という人も居るかもしれませんが

社長の仕事は人を育てることです。

 

スタッフが辞めてしまったら

それまでの苦労や投資が0です。

 

何も残りません。

 

なので、スタッフが

辞めづらい環境を作りましょう。

 

 

そこでオススメなのが

社宅を準備するということです。

 

安い社宅でもいいですし、

住み込みでも構いません。

 

 

他には、給料を現金で渡すと良いです。

 

銀行振込みではなく、現金で渡すと、

お金は気づいたら無くなります。

 

そうすると辞めようと思っても

引越し資金が無かったり、

 

辞められなくなるので

ちょっと悪どい方法ですが、

この方法はすごく使えます。

 

 

人を育てるって

すごく大変なんですが、

 

ここがしっかり出来ると

会社が一気に成長します。

 

 

2つ星店 予約拒否報道 七星の見解!

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七星です。

 

中国人客の予約を拒否したと

一部メディアで報じられた

 

東京・銀座の高級すし店

「鮨 水谷」の話です。

 

詳しい記事はこちら

 

私は、星付きのお店

よく食べに行きます。

 

客単価3万円~10万円のお店です。

 

一見さんではなく、

常連客として食べに行っている

私の意見をお伝えします。

 

 

正直な話、「鮨 水谷」は、

海外の人が食べに行っていい

レベルの店ではないです。

 

1日10人限定のお店クラスは、

料理に命をかけて、

そして誇りを持って提供しています。

 

なので、食べに行っているのではなく

食べさせてもらっている気持ちがない人が

食べに行ってはダメです。

 

 

食べに行っているだと、

逆に美味しく食べることができなくて、

無駄なお金を使うことになります。

 

ブタに真珠、ネコに小判って事です。

 

 

食の価値が解らない人は、

「鮨 水谷」レベルじゃなくても

美味しいお店はいくらでもあるので、

 

当日の昼に電話すれば予約できる

客単価 2万円ぐらいのお店に

行く事をオススメします。

 

それ以上のお店は、

ある意味、自己満足の世界なので、

 

食の価値が解らない人は

食べに行かない方がいいです。

 

お金の無駄です。

 

 

私は、料理人と仲良くなることが

重要だと思っています。

 

漫画の「トリコ」じゃないけど、

食材と料理に感謝して

 

食べることができない人は、

無駄なお金になりますね。

 

 

初心者におすすめは、

「カシータ」です。

 

青山や麻布にあります。

 

接客が素晴らしいお店なので、

まずは、ここからスタートすると良いです

 

 

あとは、六本木の「黒田屋」という

鉄板焼きも素晴らしいです。

 

他にも、百貨店や、

ホテルのレストランなども

最初は良いと思います。

 

「今半」、「なだ万」とかも、

店舗数も多いし、オススメです。

 

 

このレベルのお店だと、

普通に真ん中のコースなら

1人2万円以下で食べられます。

 

私も、日曜日とか、夜遅くとか、

予約が取れない時に行きますが、

普通に美味しいです。

 

値段で言ったら、

素晴らしいコストパーフォーマンスです。

 

 

いきなり、ミシュランの星つきは、

行かない方がいいです。

 

もったいないです。

 

飯の種をしっかり理解しましょう

 

 

七星です。

 

職人は、段取り力や技術力も

もちろん大事なのですが、

 

どういう道具があって、

どういう材料があるのか。

 

これを知っておく事が重要です。

 

 

特に道具は、昔と比べて

とてつもなく進化しています。

 

昔の職人さんは、

カッター1本とか、トンカチと釘だけで

仕事をしていた方も居ますが、

 

今は少しお金を出せば、

すごく良い道具を

手に入れることが可能です。

 

インターネットビジネスで言えば

パソコンやツールですね。

 

 

どんなに良い技術があったとしても

今は、良い道具を使うことで

 

クオリティーの高い作業

一瞬で行える時代になりました。

 

 

・その作業を1日に何回やるのか

・年間では何回やることになるのか

 

良い道具を使うことで

自分の時給がどれだけ上がるか

計算してみましょう。

 

 

職人として、やっていくなら

何度も同じ行程を行う事になります。

 

良い道具を活用しないのは

すごくもったいないです。

 

 

大工さんで言うと、

昔は1日の作業が終わって、

 

かんなの刃を手入れすることは

当たり前のことでした。

 

かんなの刃を

毎日手入れしている職人さんは

 

すごく格好良いし、

腕の良い職人さんだと思いますが、

 

今はそういう時代ではなく、

かんなの刃も使い捨ての時代です。

 

 

今、替え刃は1枚100円です。

 

 

かんなの刃を

毎日手入れしている職人さんの

時給はいくらでしょうか?

 

100円の替え刃を使ったほうが

効率も良いし、正直、切れ味も良いです。

 

 

釘とトンカチも同じですね。

 

今は道具を使って、

連続で釘を打つ事ができます。

 

今の時代、良い道具を

しっかり使うことが重要です。

 

 

道具以外に、材料にも精通しましょう。

 

下地と材料の関係性とか

のりもすごく重要です。

 

接着剤とか加工補助材を

しっかり解っていると

作業効率が大きく変わります。

 

 

素人じゃないので、

良い環境、良い道具、良い材料、

 

そういうものと、

自分自身の腕が加わる事によって

 

お客さんに喜んでもらえる

クオリティーの高いものが提供できます。

 

 

メーカーのパンフレットを見たり、

もし、分からない事があれば、

メーカーに電話をして聞きましょう。

 

 

道具、材料にアンテナを張ると

良い仕事、良い単価の仕事が

出来るという事です。

 

 

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