不渡りをくらいました

 

 

七星です。

 

どんな仕事でもそうですが、

事業をやっていて、1度は経験するのが

不渡りをくらうことです。

 

お客さんが倒産した事によって、

もらえるはずのお金

もらえない事があります。

 

この時、しっかりと

お金をもらわないといけません。

 

 

私は過去に、3回くらい

不渡りをくらいましたが、

回収率は100%です。

 

 

私は、職人を10年間やって、

お金がもらえなかった事は

1度も無いです。

 

職人の世界では

結構すごい事だと思います。

 

 

これ、覚えておいてください。

 

いきなり夜逃げされたら

別かもしれませんが、

 

倒産したとはいえ、連絡がつくうちは

相手もお金を持っています。

 

 

そのお金をどういう使い道にするか、

その人は頭の中で計算しています。

 

 

自分の身を守るため

これだけは問屋さんに払っておかないと、

 

次のビジネスができないとか、

今後、材料を売ってもらえない、

 

この職人さんとは

今後も、仲良くしたいとか。

 

 

今あるお金を、生活費にするのか、

それとも夜逃げするのか、

 

今あるお金を、誰に払って、

どういう使い方をするのか。

 

 

倒産した会社の社長さん

とる行動ですが、

1番うるさい人にお金を払います。

 

これは間違いないです。

 

 

倒産した会社に悪いから請求しない 

これは、ダメです。

 

貴方がやった仕事の対価なので、

100%もらわなくてはいけません。

 

 

じゃあ、どうするのか?

 

これ実話ですが、私の場合、

毎日その会社に行って、

 

お金を払ってくださいって

貼り紙を貼って、名刺を置いてきました。

 

中に隠れているのか

どこかに行っているのかは

分かりませんが、

1回は帰ってくるはずなので。

 

 

毎日、朝と夜にその会社に行って、

張り紙を貼ってくるんですよ。

 

張り紙も剥がされてなくて、

名刺が10枚並んだままでも良いです。

 

10回も来たんだなって事を

相手に認識させます。

 

 

あと、その会社の電話番号を

妻に教えて、1時間に1回電話させました。

 

1時間に1回、

 

「○○の妻なんですけど、

 連絡をいただけますか」

 

と連絡させます。

 

これを1週間やったら、

大抵はお金を払ってくれます。

 

なんでそこまでしたかと言ったら

私もギリギリの生活で、

お金が無かったからです。

 

だから、必死でお金を取りました。

 

 

あともう一つ裏ワザがあって、

早くお金を払ってもらうための

交渉術なのですが、

 

気になる人は

いますぐ動画で確認してください。

 

 

自分のした仕事に対して自信を持って、

しっかりとお金をいただく。

 

 

そういう気持ちで

仕事をしてください。

 

 

缶コーヒー1本で人生が変わります。

 

 

七星です。

 

どんなに腕の良い職人でも

人の2倍の仕事量をこなす事は

なかなか難しいです。

 

 

職人の世界は、

忙しい時と、暇な時の、

差が大きいです。

 

年末や、3月の年度末は

必ず忙しくなりますが、

 

逆に、1月などは

仕事が少なかったりします。

 

では、忙しい時は

どうすればいいのか?

 

 

忙しい時は、

誰かに手伝ってもらうとか、

助けてもらう必要があります。

 

そこで重要なのが、

職人同士の繋がりです。

 

 

たとえば、誰かが忙しい時、

夕方までは、自分の仕事をして、

 

終わったら、その人の現場に行って

2時間だけ仕事を手伝ってあげましょう。

 

自分が、5~10人位の

組織(会社)だとします。

 

「今週すごく忙しいんだよ~」

と聞いたら、

 

「俺たちが手伝いに行ってあげるよ」

と言って、5人で行って

1日2時間づつ、手伝ってあげます。

 

仕事を手伝ってあげることで

その人は他の作業を

いっぱいこなせるようになる。

 

その人の忙しさを

吸収してあげられます。

 

 

逆に自分が忙しい時には

手伝ってあげた人が

手伝いに来てくれる。

 

そういう関係作りが重要です。

 

 

要は、自分が忙しい時に

きちんと仕事をこなせるような

 

協力体制を作るためにも

職人の仲間を大切にしましょう。

 

 

あと、仕事というのは、1回断ったら

お客さんは離れると思ってください。

 

もし、仕事を断ってしまったことで

依頼主が他の人に仕事をお願いして

 

その人の仕事が意外と良かったら、

今後、そっちに頼む事もあります。

 

 

要は、お客さんに

選択肢を与えては駄目ってことです。

 

選択肢を与えることで、

「単価を安くしてください」 と、

交渉される事になるかもしれないし、

 

もっと言うと、

仕事がなくなったりする

可能性もあります。

 

 

なので、どんなに忙しくても、

お客さんの仕事を断ってはいけません。

 

そうならないためにも、

仲間を大事にしましょう。

 

 

同じ業種の仲間だけではなく、

他の職種の人達

仲良くするのもすごく重要です。

 

理由ですが、その人経由で

仕事がもらえる可能性もあります。

 

逆に、自分が仕事を取ってきた時に、

他業種の仕事がもらえることもあります。

 

そういう時に、

安くやってもらったり、

 

新しい技術を教えてもらったり、

多くの可能性があります。

 

 

そういう部分で言っても、

職人の仲間っていうのは、

 

すごく重要なので

いろんな人と仲良くしてください。

 

 

休憩の時に、

「お疲れ様です」と、一声かけて

缶コーヒーを1本あげるとか、

 

常に挨拶をするとか、

そういう小さな事を意識して

 

いざというときに

協力してくれる仲間を

作っておきましょう。

 

 

太客であればあるほど自分の首を絞めます。

 

 

七星です。

 

職人さんにも

いろいろジャンルがありますが、

 

1社のお客さんが居れば、

一生食べていける職人も多いです。

 

 

私は元クロス職人ですが、

クロス職人は、良い不動産屋さん1社で

生計を立てることが可能です。

 

どういうお客さんから

仕事をもらうかは、すごく重要です。

 

 

「仕事をあげるから独立しろよ」

と言われたら、

迷わず独立した方が良いです。

 

 

決定権のある人

「仕事をあげるから独立しろよ」

と、言われたのであれば、

 

いままで積み重ねてきたものが

活かせるチャンスです。

 

 

職人としてやっていく上で、

何が一番大変かと言えば、

それは、仕事を取ってくる事です。

 

仕事を取れれば、

こなす事は後から何とでもなります。

 

仕事さえもらえていれば

技術とか経験をつむ事ができます。

 

もし技術が未熟な場合で、

仮に失敗したとしても

独立しろよと言ってくれた人が

何とかしてくれます。

 

 

ここで重要な事ですが、

独立しろよと言ってくれた人に対して

 

「あなたのおかげで独立できました」

 

「あなたのおかげで稼げました」

 

と、感謝をしましょう。

 

 

でも、ここで

注意しなければいけないことがあります。

 

独立したての時期なら、

しょうがない部分もありますが、

 

自分の収入の30%以上を

1人のお客さんに頼ってはいけません。

 

もし、その相手が倒産した場合に

あなたも一緒に倒産する事になります。

 

 

人は、感覚的に、

50万円くらいまでしか

渡したくないと感じます。

 

すごく頑張って仕事をして

70万円分の仕事をこなした場合に

 

どうなるかというと、

値引きをして欲しいと言われます。

 

または、

「いくらかバックしろ」

と言われたりします。

 

そういう意味でも

1社に依存していいのは

30%までと考えておいてください。

 

 

収益全体の30%を1社から、

残りの収益は7社くらいから

10%ずつもらうのがちょうど良いです。

 

 

1人親方だったり、

スタッフが少ないうちは

 

付き合える会社の数は、

10社~15社が限界です。

 

会社が大きくなって、

営業部門とか、経理部門とか

 

役割分担が出来るようになったら

付き合う相手がもう少し多くても

問題ないでしょう。

 

 

10社くらいの取引先を持って

1番のお得意さんから収益の30%、

 

職人として独立した場合の理想

このくらいだと思います。

 

 

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