【職人】現場全体の流れを把握しろ

 

仕事をしていく上で、
自分のスキルだけを磨けば良い
ということはありません。


全体の流れを
把握する必要があります。


大きな結果を出すだめには
いろんな知識やスキルを
手に入れておいた方が良いです。


昔、私はクロス職人でしたが、
大工、電気、水道、ガス、ペンキ、

いろんな技術を
ある程度、把握していました。


そうすると、
他の職人の腕が良いか、悪いか、

仕事が早いか、遅いか、
という事が分かるので、
全体の流れが把握できます。


大工さんがここまでやれば、
もうそろそろ自分の仕事ができるとか、

今これをやっておかないと
後々、大変になるとか、
自分の仕事がやりやすくなります。


要は、自分の仕事がやりやすいように、
環境を整える事ができます。


段取り8割、現場が2割
という話をしましたよね。


自分自身の技術が
どんなに優れていても、

仕事がやりづらい環境では、
良い仕事が出来ません。


効率が悪い=コストがかかる
ってことなので、
それは、お金儲けが出来ないって事です。


そういう意味で言うと、
環境を整える事は重要です。


『ジャイアンになれ』
って言葉があります。


職人の場合、
自分ひとりが良ければ良い

っていう気持ちも
多少はあった方が良いです。


「大工、てめー邪魔だ、どけ、
 俺が仕事するんだ」
 

と、言うかどうかは別としても、
周りの人に、気を遣い過ぎたら、

いつまでたっても、自分の仕事が
出来なかったりします。


あまりに露骨だと
嫌われちゃいますが、

全体のバランスを見て
なおかつ自分が一番得をするように
上手く現場をコントロールする。


そうする為に必要なのが、
いろんなジャンルの知識です。


全体を把握出来る人は、
腕が良いし、良い仕事が出来ます。


その結果、現場監督さんとか、
仕事を依頼する人から評価されるので、
良い単価をもらえます。


稼ぐためには、
自分の仕事だけではなく、
全体を把握する力が重要です。

 

 

 

 

七星のブログを少しでも楽しんでいただけた場合は
クリックをいただければとても嬉しいです七星

社長ブログランキング

【職人】友人・知人・家族は無料で使え

 

 

私が独立したときの話です。

 

独立前、会社に居た時は
3人とか4人とか、チームで、
仕事をしていましたが、

 

独立したら、何もかも
自分一人でやらなくてはいけません。

 

車の運転、荷物の搬入、
請求書、見積書の作成
現場での掃除など。

 

これって、すごく大変です。

 

仕事ではなく、作業なら、
誰がやっても一緒です。

 

ただ、荷物を運ぶだけとかね。

 

これって、
よほどのことが無い限り
誰でも出来ます。

 

掃除は、実は難しいのですが、
ゴミの片付けとか、

 

基本的には、誰がやっても
出来る作業ってありますよね。

 

そういう事は、プロの職人が
やるべきではないです。

 

それは、見習いとか、
アルバイトさんにやらせるべきです。

 

その時に重要なのが、
まずは、家族です。

 

私が独立した時は、60代の自分の親に、
「今日ちょっと手伝って」と言って、

 

一緒に現場に行って、
掃除をしてもらってました。

 

もちろん妻も、埃まみれになって
手伝ってくれました。

 

独立した最初の1年間って
どれだけタダで出来るか。

 

こういう事がすごく重要です。

 

あと、私が感じたのが
お金の管理とか、経理関係は、
やはり女性が良いですね。

 

私自身、すごく失敗したな~
思ったことがあって、

 

うちの妻は、経理とかが
あまり得意ではないと思っていて、

 

ほとんどやらせていませんでしたが、
今、思えば、独立した時に

 

請求書とか見積書の作成を、
最初の3カ月~1年くらいは

 

出来なかったとしても
任せるべきでした。

 

お金を稼ぐ人と、経理をする人
攻めと守りを、同じ人がやるのは
すごく効率が悪いです。

 

もちろんある程度は、
自分でも把握しておいた方が良いですが

 

請求書や見積書、お金のやりくりとか
細かい実務は自分の奥さんとか

 

母親、姉、妹など、
親族に任せた方が良いと思います。

 

もちろん、任せる人が居なかったら、
自分でやっても良いですが、

 

こいつなら大丈夫かなと思ったら、
出来る、出来ない、じゃないです。

 

最初はうまく出来なくても、
女性の脳は、そういうお金関係の事が

 

出来るようになっているので
まずはやらせてみる。

 

これが重要です。

 

社長として成長したいなら
人を育てることが重要です。

 

100回教えるという考えで、教える。

 

人が成長する事によって、
自分自身が大きな力を
手に入れることになります。

 

大人数の力を手に入れて、
10年後、20年後の
安定した収益基盤を作る。

 

そういう部分で言っても、
『友人・知人・家族を無料で使え』
という考え方を、意識しましょう。

 

 

 
七星のブログを少しでも楽しんでいただけた場合は
クリックをいただければとても嬉しいです七星

社長ブログランキング

【職人】直接の仕事は値引きするな

 

 

多くの職人は、

工務店さん、問屋さん、など
中間業者さんから仕事をもらいます。

 

エンドユーザーから
直接、仕事が来ることは
ほとんどありません。

 

もし、エンドユーザーからの仕事で
安易に値引きをすると
大きなしっぺ返しをくらいます。

 

仮に、30万円の仕事があったとします。

 

通常は、工務店が仕事を受けて、
それに3割乗っけて、40万円位を
お客さんに請求します。

 

工務店が10万円の利益を取って、
職人には30万円が入ります。

 

エンドユーザーからの依頼を、
30万円で請けたらダメです。

 

工務店を通すから
30万円で良いんですよ。

 

段取りやゴミの手配、
お客さんとのやりとりを

 

工務店が全部やってくれて、
その分が10万円なんです。

 

エンドユーザーと直接付き合うのは
めちゃくちゃ面倒です。

 

職人はクレーム対応とか、慣れてないし
余計なトラブルが起きます。

 

エンドユーザーから仕事は、
3割増しとか、2倍とかで請けましょう。

 

まぁ、2倍で良いです。

 

実際のところ工務店とかは、
2倍の金額で請ける事も多いです。

 

エンドユーザーに
2倍の金額で見積もりを出して、

 

もし、仕事が取れなかったら
やらなくていいです。

 

エンドユーザーから
次の仕事がくる可能性は
極端に低いからです。

 

一番重要なのは、
定期的に仕事をくれる人です。

 

これを意識してください。

 

他にも親族からの仕事は要注意です。

 

原則、親族の仕事は
受けない方が良いです。

 

トラブルの元です。

 

一番やってはいけないのが、
材料代だけでやってあげるとか、
極端に安くしてあげる事です。

 

これは絶対やめた方が良いです。

 

理由ですが、
たとえば、50万円のリフォーム工事で、
材料代が20万円だった場合、

 

「材料代だけで良いよ」と、
20万円でやってあげたとします。

 

こっちからしたら、タダ働きですが、
親族は20万円払っています。

 

親族は、素人なので、この金額が
高いか安いか分かりませんが、

 

素人の基準で20万円の
クオリティを求めてきます。

 

こっちはタダ働きですが・・・

 

タダ働きっていう事は、
その時間を、通常の仕事にあてていれば
そこではお金が入ってきます。

 

上記の例なら、
30万円分タダでやってあげていますが、
通常なら他で30万円稼げます。

 

なので、60万円の損です。

 

こっちはタダでやってあげているけど、
親族は、片手間で、いい加減にやって、
という感情が生まれます。

 

最終的に、関係が崩れることも
十分ありえます。

 

なので、親族の仕事は基本的にやらない。

 

もし、やる場合は、通常より
高くもらって、100%の仕事をする。

 

親族にはその旨を説明しましょう。

 

または、業者を見つけてあげるとか
自分の知り合いに依頼をする。

 

そこで、段取りをしてあげる事で
適正価格より少し安くしてもらうとか。

 

ここを意識する事で、
あらゆるトラブルが無くなるので
ぜひ、覚えておいてください。

 

 

 

七星のブログを少しでも楽しんでいただけた場合は
クリックをいただければとても嬉しいです七星

社長ブログランキング

1 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24