七星です。
仕事って、2パターンあります。
ゼロから作る仕事と、
すでにある物を作りかえる仕事。
細かく言えば、
いろんなパターンがありますが、
すでにある物を作りかえる仕事でも
お客様というのは、
新品と同じクオリティを
求めてきます。
たとえば、車ですが、
新車は工場の流れ作業で作られ
何度も検査工程を通過し、
100%のクオリティです。
これはあたりまえですよね。
新車を買ったのに、
ちょっとでも傷が有ったら、
おいおい と思うし、
少しでも歪みが有ったら
おかしいじゃないですか。
新車というのは
100%でなくてはいけません。
これを家で例えた場合、
リフォームとかリノベーションとかで
これを新築と同じく
100%にするのは難しいです。
ゼロから作るから、上手くいくし、
100%のものが提供できます。
でも、お客さんは、
リフォームをした場合、
新築のようになるんじゃないかと
イメージするので、
そのギャップで、
トラブルが起きます。
壁紙で言うと、
新規で張る場合は良いですが、
張替の場合は、
裏紙が残っていたり、
水分だったり、いろんな要素があって
新規で張る場合とは異なります。
なので、作業をする前に
前もってきちんと説明することが
すごく重要です。
「これは新築でなく、張替なので
張替に適した材料でないと
上手くいきませんよ」
という事を、きちんと説明します。
これは、
『段取り8割、現場が2割』 の
考え方でもあります。
「お客さんは、常に
100%を求めてくるんだな」
ということを意識しながら
会話とか行動をしていく事によって、
クオリティーが維持できて
お客さんとの無意味なトラブルを
避ける事ができます。
自分本位ではなくて、
お客さんの立場で考えて、
行動しましょう。